<動意株・9日>(前引け)=キューブシス、A&D、カナミックN

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/09 11:34
<動意株・9日>(前引け)=キューブシス、A&D、カナミックN  キューブシステム<2335.T>=マドを開け25日線超え。上昇トレンド入りを明示している。菅首相が政策骨子の一つに掲げる地銀再編では、その規模は中期的に膨大なシステム更新需要を形成する可能性がある。金融系に強いシステム開発会社に収益機会が広がるとの思惑が浮上するなか、リテールバンキングの中枢である顧客管理システムで実績を重ね、富裕層向けプライベートバンキングなどでも強みを発揮する同社の存在が改めて注目されている。20年4~9月期は営業利益が前年同期比4割増と足もとの業績も好調、21年3月期は前期比17%増の11億2000万円を計画している。

 エー・アンド・デイ<7745.T>=カイ気配。同社は計測・計量器の大手メーカーで技術力の高さが強み。電子てんびんの国内シェアはトップに位置する。前週末6日取引終了後に21年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の11億3000万円から35億円(前期比5.4%減)に大幅増額修正、これがポジティブサプライズとなり買いを呼び込んでいる。

 カナミックネットワーク<3939.T>=中段上放れ。同社は医療・介護業界向けクラウドサービスを展開し業績はここ10年近くにわたり成長トレンドが続いている。前週末6日取引終了後に発表した21年9月期業績予想は売上高が前期比12%増の21億円、営業利益も同12%増の7億3000万円と最高益更新基調を継続、配当も前期実績の2円から2円50銭に増配する計画。これを手掛かり材料に投資資金の攻勢を誘っている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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