日本動物高度医療センター<6039>は5日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.8%増の14.10億円、営業利益が同10.0%減の1.96億円、経常利益が同11.8%減の1.96億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同14.9%減の1.34億円となった。
動物病院は「社会生活を維持する上で必要な施設」として、事業の継続を要望されてきたことや、動物の二次診療サービスは急なニーズに応えるものが多いことから、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響は、比較的軽微であった。 一方、症例実績を発表する場である学会や各種セミナーが開催不可能な状況となるなど、マイナスの影響もあったが、日頃の診療活動を通じた一次診療施設とのコミュニケーション強化を継続することによって、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めた。その結果、初診数(新規に受け入れた症例数)は前年同期比7.2%増の3,455件、総診療数(初診数と再診数の合計)は同8.1%増の13,314件、手術数は同15.1%増の1,077件となった。
2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の28.00億円、営業利益が同1.0%増の4.35億円、経常利益が同1.3%減の4.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増の3.15億円とする期初計画を据え置いている。
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動物病院は「社会生活を維持する上で必要な施設」として、事業の継続を要望されてきたことや、動物の二次診療サービスは急なニーズに応えるものが多いことから、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響は、比較的軽微であった。 一方、症例実績を発表する場である学会や各種セミナーが開催不可能な状況となるなど、マイナスの影響もあったが、日頃の診療活動を通じた一次診療施設とのコミュニケーション強化を継続することによって、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めた。その結果、初診数(新規に受け入れた症例数)は前年同期比7.2%増の3,455件、総診療数(初診数と再診数の合計)は同8.1%増の13,314件、手術数は同15.1%増の1,077件となった。
2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の28.00億円、営業利益が同1.0%増の4.35億円、経常利益が同1.3%減の4.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増の3.15億円とする期初計画を据え置いている。
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