船井電、上期経常を一転黒字に上方修正

配信元:株探
投稿:2020/11/04 16:00
 船井電機 <6839> が11月4日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の5.5億円の赤字→2.8億円の黒字(前年同期は18.1億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
 なお、通期の経常損益は従来予想の15億円の赤字(前期は15.9億円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績予想につきましては、売上高は2020年3月期第4四半期から続いている米国市場における液晶テレビの好調な販売が、当第2四半期においても持続されました。しかし、国内市場においては第1四半期に引き続き巣ごもり需要等により2K液晶テレビの販売が好調であり、また、2020年6月に発売した有機ELテレビの新製品も好評だったものの、4K液晶テレビの販売が伸び悩んだことなどにより、当初予想を若干下回る見込みであります。損益面につきましては、当第2四半期において、米国における液晶テレビの市場価格が下落すると見込んでいたところ、液晶テレビの販売が好調であることにより、市場価格が維持され、利益率が改善したことなどにより、営業利益は当初予想を上回る見込みであります。経常利益につきましては、営業利益の改善に加え第2四半期末の為替相場が想定より円安となったことによる為替差損益の改善などにより当初予想を上回る見込みであります。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前述の内容に加え、北米販社の利益改善により法人税等調整額の計上が想定より増加したものの、当初予想を上回る見込みであります。上記の理由により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益において、それぞれ2020年8月3日に公表いたしました当期連結業績予想を上回る見込みとなったことから、当第2四半期連結累計期間の連結業績予想を修正させて頂くものであります。なお、通期の業績予想につきましては現在精査を進めており、詳細につきましては2020年11月9日公表予定の第2四半期決算短信において開示する予定でありますが、現時点においては修正する予定はございません。注: 上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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