富士急、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当を6~10円に修正

配信元:株探
投稿:2020/11/04 15:00
 富士急行 <9010> が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は24.4億円の赤字(前年同期は29.2億円の黒字)に転落した。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が22.8億円の赤字(前期は15.8億円の黒字)に転落する見通しを示した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は1.6億円の黒字(前年同期は13.4億円の赤字)に浮上する計算になる。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は6~10円(前期は15円)実施する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比95.7%減の0.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の20.4%→1.3%に急低下した。

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