新京成、非開示だった今期経常は赤字転落、配当も10円減額

　新京成電鉄 <9014> が10月29日後場(14:20)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2.1億円の赤字(前年同期は20.4億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が2.5億円の赤字(前期は32.9億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は0.3億円の赤字(前年同期は12.5億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の35円→25円(前期は35円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比75.7％減の2.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の14.8％→3.7％に急低下した。

株探ニュース