積水化、上期経常が52％減益で着地・7-9月期も36％減益

　積水化学工業 <4204> が10月29日後場(13:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比51.5％減の204億円に大きく落ち込み、通期計画の690億円に対する進捗率は29.6％にとどまり、5年平均の48.4％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.3％増の485億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比36.1％減の196億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.0％→7.6％に悪化した。

株探ニュース