アルメタクス、非開示だった今期最終は赤字転落、配当も4円減額

配信元:株探
投稿:2020/10/28 16:00
 アルメタックス <5928> [東証2] が10月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は最終損益(非連結)が9億3000万円の赤字(前期は6000万円の黒字)に転落する見通しと発表した。
 同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は最終損益が9億0800万円の赤字(前年同期は7900万円の黒字)に転落する見通しと発表した。

 業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の10円→6円(前期は12円)に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  業績予想につきましては、2020年5月21日に公表した2020年3月期決算短信の「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」に記載したとおり、売上高及び各利益について合理的に見積もることができず、未定としておりました。 第2四半期(累計)の業績予想につきましては、売上高につきましては、新設住宅着工戸数が減少傾向の市場環境のなか、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、前期実績を大きく下回る見込みであります。また、利益面では、費用の低減に努めましたが、売上高の低下による影響を補うには至らず収益性が低下したことにより、前年実績を下回る見込みであります。また、減損損失として特別損失796百万円を計上することも加わり、四半期純損失908百万円を計上する見込みであります。 通期の業績予想につきましては、当社を取り巻く環境と新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が少なくとも2021年3月まで継続する想定のもと見積もった結果、売上高、収益とも前期実績を大幅に下回る見込みであります。

  当社は、株主の皆様へ安定した配当をさせていただくことを基本といたしておりますが、当期におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響や減損損失の計上等により、第2四半期純利益及び当期純利益の予想は大幅な損失が見込まれますので、2020年5月21日に公表いたしました配当予想のうち、中間配当予想は期初予想値のとおり1株あたり5円とし、期末配当予想を1株あたり5円から1円に修正いたしたく存じます。その結果、年間配当金は6円となる見込みであります。今後とも業績向上に向け、全力を挙げて努力を尽くす所存であります。役員報酬減額について 当社は、前期1月より社内の取締役の役員月額報酬、当期4月より執行役員の月額報酬の減額を継続しておりましたが、この度の2021年3月期の業績予想及び配当予想の修正の内容を真摯に受け止め、当期10月より社内の取締役の役員月額報酬及び執行役員の月額報酬を更に減額しております。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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