ココカラF、上期経常を2倍上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2020/10/28 15:00
 ココカラファイン <3098> が10月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の32億円→65億円(前年同期は80.4億円)に2.0倍上方修正し、減益率が60.2%減→19.2%減に縮小する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の160億円→165億円(前期は156億円)に3.1%上方修正し、増益率が2.4%増→5.6%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の91億円→64億円(前期は82.7億円)に29.7%下方修正し、一転して22.6%減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 前述の2021年3月期上期(2020年4月1日~2020年9月30日)の業績変動および、下記の2021年3月期下期(2020年10月1日~2021年3月31日)の業績予想の修正を踏まえ、通期連結業績予想については、売上高は3,816億円、営業利益は142億円、経常利益は165億円、親会社株主に帰属する当期純利益は64億円となる見通しです。2021年3月期下期(2020年10月1日~2021年3月31日)の業績予想の修正について2020年5月13日に公表した2021年3月期通期業績予想は、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響が上期まで継続し、徐々に回復する」と仮定した前提条件に基づき算出した数値でしたが、緊急事態宣言の解除以降、社会・経済活動は緩やかに回復に向かっているものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大への懸念など事業環境は引き続き不透明な状況が続いていることから、2021年3月期下期(2020年10月1日~2021年3月31日)の業績予想について、以下の見直しを行っております。顧客・従業員の安心安全を前提とした営業施策や追加の経費抑制策等を実施してまいりますが、都市型店舗でのインバウンド需要や化粧品等の高付加価値商品の回復には一定の時間を要することが予測されることから、売上高および営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前回発表予想値を下回る見込みとしております。(注)上記業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績はさまざまな要因により、これら予想数値とは異なる可能性があります。
配信元: 株探

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