東海理、今期最終を一転黒字に上方修正、未定だった配当は22円減配

配信元:株探
投稿:2020/10/28 14:40
 東海理化電機製作所 <6995> が10月28日後場(14:40)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は26.1億円の赤字(前年同期は91.6億円の黒字)に転落した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5億円の赤字→40億円の黒字(前期は150億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比11.9%増の66.1億円に伸びる計算になる。

 同時に、従来未定としていた今期の年間配当は40円(前期は62円)実施する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比80.4%増の69.7億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の5.2%→4.4%に悪化した。

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