エクセディ、今期最終を一転黒字に上方修正、未定だった配当は30円減配

配信元:株探
投稿:2020/10/27 16:00
 エクセディ <7278> が10月27日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は1.7億円の赤字(前年同期は46億円の黒字)に転落した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の10億円の赤字→25億円の黒字(前期は94.9億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比45.2%減の26.7億円に落ち込む計算になる。

 同時に、従来未定としていた今期の年間配当は60円(前期は90円)実施する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比24.2%減の21.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.4%→5.6%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  世界経済の先行きについては、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されるなど、依然として不透明な状況ではありますが、いち早く持ち直した中国をはじめ、各地での経済活動の再開に伴い、緩やかな受注回復が継続しております。このような状況を踏まえ、当第2四半期累計期間までの業績および現時点の需要動向を勘案し、上記のとおり修正いたします。(注1)為替レートにつきましては、2020年7月27日付で公表いたしました前回発表予想では 1米ドル107円を想定しておりましたが、今回発表予想では 1米ドル106円を想定しております。(注2)業績予想数値につきましては、世界的な新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大が無いとの前提に基づく他、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

  当社は、配当の決定にあたって、株主の皆様に対して適正な利益還元を行うと同時に、社業の永続的発展を図るために必要な内部留保を確保することを基本方針としております。   2021年3月期の配当予想につきましては、これまで未定とさせていただいておりましたが、連結通期業績予想の修正を踏まえ、当社を取り巻く経営環境、今後の経営成績・財務状態などを総合的に勘案し、2021年3月期の期末配当予想を1株当たり30円とさせていただきます。   (注1)上記の配当予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。配当は、今後の様々な要因によりこれらの予想と異なる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
4,400.0
(12/30)
+5.0
(+0.11%)