綿半ＨＤ、上期経常を29％上方修正、通期も増額

　綿半ホールディングス <3199> が10月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の18.8億円→24.3億円(前年同期は10.1億円)に28.9％上方修正し、増益率が86.5％増→2.4倍に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の32億円→33.5億円(前期は28.1億円)に4.7％上方修正し、増益率が13.8％増→19.1％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年７月30日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」において、第２四半期累計期間の連結業績予想が、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う巣ごもり需要等により、期初業績予想を上回る見通しとなり、業績予想の修正を行いました。　引続き、第２四半期においても、巣ごもり需要が想定以上に継続し、ＤＩＹ・園芸用品等、利益率の高い商品の売上が好調に推移しました。また、生鮮食品の仕入ルート開拓による原価低減、チラシや販売促進費の削減やリモート会議の活用による交通費の削減などにより販管費が減少しました。さらに貿易事業において、下期に予定していた商品の前倒し販売もあり、第２四半期累計期間における連結の業績が、前回発表予想の利益を上回る見通しとなったため、修正いたします。　なお、通期の連結業績予想については、小売事業における新規出店、改装の前倒しによるコスト増加や一部休業の影響、建設事業において新型コロナウイルス感染症の影響による工期の遅れや受注の減少が見込まれるため、併せて修正いたします。