19日の米株式市場の概況、追加経済対策の成立期待薄まりダウ平均株価は反落
19日の米株式市場で、NYダウは前日比410.89ドル安の2万8195.42ドルと反落して引けた。週末にペロシ下院議長が、追加の経済対策で合意成立の期限を20日までと設定したことを受けて、合意が近いとの観測が浮上。また、中国の7~9月期GDP成長率が前年同期比4.9%と前期から加速したこともあり、朝方は買いが先行した。ただ、上院共和党には大型の対策規模に反対が強いことから、経済対策の選挙前の成立は不透明との慎重論が強まり、徐々に売りムードが優勢に。更に、一部報道で「交渉は成立しそうにみえない」と報じられると売りが加速した。なお、ニューヨーク市場の出来高概算は8億3398万株だった。
一方、ナスダック総合指数は、割高感のあるハイテク株に売りが目立ち、前日比192.672ポイント安の11478.883ポイントと5日続落で引けた。
出所:MINKABU PRESS
一方、ナスダック総合指数は、割高感のあるハイテク株に売りが目立ち、前日比192.672ポイント安の11478.883ポイントと5日続落で引けた。
出所:MINKABU PRESS
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