15日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は19ドル安と3日続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/16 08:04
 15日の米株式市場では、NYダウが前日比19.80ドル安の2万8494.20ドルと3日続落した。

 追加経済対策の行方が注視されるなか、景気回復に対する先行きへの警戒感が台頭し、NYダウ、ナスダック指数ともに下落した。欧州などでの新型コロナウイルス感染の急拡大が懸念され、NYダウは寄り付き後に300ドルを超す下落となった。米新規失業保険申請件数が市場予想を超えて増加したことも嫌気された。ただ、売り一巡後は追加経済対策に対する期待感もあり、全体相場は下げ渋る展開となった。

 アマゾン・ドット・コムやアップルが安く、テスラやエヌビディアが値を下げた。ジョンソン&ジョンソンやベライゾン・コミュニケーションズも軟調だった。半面、ネットフリックスやボーイングが値を上げ、バンク・オブ・アメリカやディズニーが堅調だった。

 ナスダック総合株価指数は、54.858ポイント安の1万1713.871と3日続落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億5843万株となった。

出所:MINKABU PRESS
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