歌舞伎、非開示だった今期経常は赤字転落へ

　歌舞伎座 <9661> [東証２] が10月14日大引け後(16:00)に決算を発表。21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は2億3500万円の赤字(前年同期は1億7400万円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が3億3800万円の赤字(前期は3億2200万円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益は1億0300万円の赤字(前年同期は1億4800万円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常損益は9900万円の赤字(前年同期は7400万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の7.1％→-25.9％に急悪化した。

株探ニュース