【注目】5G普及による恩恵享受で業績拡大期待ありの銘柄など◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/10/07 12:00

◆テクノフレックス

 金属製管継手などの部材製造・販売、配管工事・介護事業などを展開している。半導体メーカーは5G普及に伴い工場の新設や増設する企業が増加している。真空配管は半導体の製造ラインに設置されるもので、同社の真空機器の需要が拡大しているため業績への寄与が期待できる。チャートは1300円付近で上値が重くなっているが、10月末に発表予定の決算に向けて仕込んでみたい局面。

◆SCREENホールディングス

 半導体・液晶製造装置が主力。米中対立で先行き不透明ながらも台湾向けの半導体受託製造やNAND型フラッシュメモリーは好調な模様。チャートはジリ高から日足200日線上に浮上し好形に変化しているため注目。

◆日本ラッド

 企業向けソリューションやAI自動生成技術などを手掛けるシステム開発会社。直近は行政のデジタル化で国策であるハンコの使用廃止に乗じて電子署名関連として値を飛ばした。さらに昨日は東京大学が開発したSD-WAN技術を利用したVPNシステムを販売開始。高いセキュリティが要求されるリモートワークにおいてVPN構築を廉価で手軽に行えるシステムとして開発された。チャートは一服感が出ているが好材料は続いており押し目は監視。

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配信元: 達人の予想