日鍛バ、非開示だった今期経常は赤字転落、未定だった配当は4円減配

配信元:株探
投稿:2020/09/30 16:00
 日鍛バルブ <6493> [東証2] が9月30日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常損益が1.7億円の赤字(前期は16億円の黒字)に転落する見通しと発表した。
 同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常損益が10億円の赤字(前年同期は9.7億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を3円(前年同期は6円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も3円実施する方針とした。年間配当は前期比4円減の6円に減配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により合理的な算定が困難であったことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報に基づき業績予想を算定いたしましたのでお知らせいたします。 第2四半期の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、自動車部品事業が大きく落ち込み、前期に比べ減収となる見込みです。利益面でも減収による減益を補えず、損失計上となる見込みです。通期の業績は自動車部品事業が徐々に回復していくことを前提としております。そのなかでもインド及び中国新子会社による増益要因が見込まれますが、減収による減益を補えず、損失計上を見込んでおります。(注)上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる場合があります。

  当社は、長期的な展望に立ち企業体質の強化を図りながら、業績および配当性向を勘案しつつ、キャッシュ・フローの状況を見極めたうえで、可能なかぎり適切な配当を継続的に行うことを基本方針としております。 未定としておりました2021年3月期の配当予想につきましては、当期業績は上記のとおり新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、非常に厳しい見通しではありますが、上記の方針を踏まえ配当を行うことといたします。年間配当予想金は、前期に比べ減配となる1株当たり6円(中間配当3円、期末配当3円)といたします。
配信元: 株探

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