■株主還元
大幸薬品<4574>は、堅実な成長性を維持する事業展開と安定的な経営体力維持のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持していくことを基本方針とし、連結業績も反映した配当政策としている。過去4年間(2016年3月期から2020年3月期)の配当の推移を見ると、配当金で3.3倍(年5.0円から年16.7円)、配当性向で6ポイント上昇(23.0%から29.0%)と継続して株主還元を強化してきた。同社は、配当のほかにも、自社株買いを行っており、2020年3月期の総還元性向は50%を超える。好業績とともに配当や自社株買いなどの株主還元、株式分割等が市場で評価され、株式時価総額も大幅に成長した。2020年12月期は、配当金で年17.0円と期初の予想金額を据え置いている。8月12日に業績の上方修正が行われているため、弊社では期中に配当金の上方修正の可能性が高いと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<NB>
大幸薬品<4574>は、堅実な成長性を維持する事業展開と安定的な経営体力維持のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持していくことを基本方針とし、連結業績も反映した配当政策としている。過去4年間(2016年3月期から2020年3月期)の配当の推移を見ると、配当金で3.3倍(年5.0円から年16.7円)、配当性向で6ポイント上昇(23.0%から29.0%)と継続して株主還元を強化してきた。同社は、配当のほかにも、自社株買いを行っており、2020年3月期の総還元性向は50%を超える。好業績とともに配当や自社株買いなどの株主還元、株式分割等が市場で評価され、株式時価総額も大幅に成長した。2020年12月期は、配当金で年17.0円と期初の予想金額を据え置いている。8月12日に業績の上方修正が行われているため、弊社では期中に配当金の上方修正の可能性が高いと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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