【注目】ノーベル賞や北京モーターショーなど今の時期に狙われやすい銘柄等◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
◆シグマ光機
半導体、液晶製造装置向けなどの精密機器を製造。本日は量子コンピューター関連に物色の矛先が向かっており急伸している。その他の材料としては、同社は光技術による社会貢献のため、次世代の時間標準の有力候補である「光格子時計」の研究事業へも参画している。光格子時計は300億年に1秒しかずれないほど正確でノーベル賞候補にも挙がっている材料だ。今の時期は狙われやすい銘柄である。一気に日足200日線を突破したため目先は売りもそれなりに出そうだが、出来高が衰えなければ上値追いも見られそうだ。
◆IMV
振動試験装置を製造し国内シェア約6割、世界シェア3割のトップ企業。EV(電気自動車)に使用されるリチウムイオン電池における振動環境の機能性をテストするシミュレーションシステムを手掛けている。その振動シミュレーションシステムは、自動車業界向けで需要が増加しており、電機電子業界や航空宇宙業界向けでの大型案件も獲得しており材料性が高い。チャート形状も三角持ち合いの最終段階の様相で上放れる可能性が大きくなっている。現在北京モーターショーの開催期間中で良い材料が出そうなタイミングでもあり注目。
◆ビジネスブレイン太田昭和
経営・ITコンサルやシステム開発、情報セキュリティを手掛ける。先週末に未定としていた業績予想を発表し、今期21年3月通期の営業利益を22億円(前期比4.7%増)、経常利益を23億円(前期比2%増)を見込み好感されている。四季報では減収減益予想だったためサプライズ感が強く新高値を更新。高値警戒感から利確売りが多いが、調整を交えながらもトレンドは上方向に向かいそうだ。
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