防護柵需要に期待。
7月から前橋市や伊勢崎市など県内7カ所の養豚場で、約700頭の子豚などが盗まれる被害が出ていることから群馬県は県内の養豚業者に対し、養豚場内に防犯カメラの設置を支援すると発表した。
県が調達した防犯カメラを半額程度で提供するようだ。
同社は獣の侵入を防ぎ、農作物を守るといった観点から獣害防護柵(フェンス)を提供しているが、今回のこの様な窃盗被害を防ぐ目的として同社のフェンスが有効になるのではないかと考える。
盗難を防ぐことに対しての補助金も支援する動きが出てくる可能性もありそうだ。
また窃盗犯によって豚熱(CSF)ウイルスが持ち込まれ、感染症がまん延する可能性があると懸念もある。
以前から豚コレラウイルス被害は深刻であり、被害が深刻な地域では自治体が農家支援策として、イノシシの侵入防護柵や防鳥ネット、消毒設備の設置費用を補助しているなど同社に対しての需要は以前から高い。
株価は実際にこのような被害が明るみになってから強さを見せており、同社の需要は更に高まると予想する動きもありそうだ。
また5Gの基地局に使われるボルトなど5G関連需要を掘り起こしていることも人気化している材料になっていることが考えられ、割安感もまだまだあることから上昇余地は大きいと考える。
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