ラサ商事、非開示だった今期経常は18%減益、未定だった配当は38円実施

配信元:株探
投稿:2020/09/18 16:30
 ラサ商事 <3023> が9月18日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比18.1%減の18.3億円に減る見通しと発表した。
 同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比50.5%減の4.8億円に落ち込む見通しと発表した。

 また、従来未定としていた今期の上期配当を19円(前年同期は19円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も19円実施する方針とした。年間配当は38円となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 ・連結(1)2021年3月期 第2四半期(累計)売上高は、主に新型コロナウィルス感染拡大による自動車生産の世界的な調整や関連する多くの業界への影響などを受け需要が落ち込んだことから資源・金属素材関連事業及び化成品関連事業で大きく落ち込み、前期に比べ減収となる見込みです。利益面では、産機・建機関連事業や環境設備関連事業は、メンテナンスや部品供給が底堅く推移、大型水砕設備案件も好調であったものの減収による減益を補えず、前期に比べ減益となる見込みです。(2)2021年3月期 通期売上高は、第3四半期以降も新型コロナウィルス感染拡大の影響が残るものの、資源・金属素材関連事業や化成品関連事業の落ち込みは徐々に回復していくことを前提としておりますが、減収を避けられないものと見込んでおります。利益面では、産機・建機関連事業や環境設備関連事業及びプラント・設備工事関連事業は引き続き底堅く推移することを見込んでおりますが、減収による減益を補えず、前期に比べ減益を見込んでおります。・個別(1)2021年3月期 第2四半期(累計)売上高は、主に新型コロナウィルス感染拡大による資源・金属素材関連事業の減収を産機・建機関連事業及び環境設備関連事業で補えず、前期に比べ減収を見込んでおります。利益面でも、売上高の減収を受け減益を見込んでおります。(2)2021年3月期 通期売上高は、第3四半期以降も新型コロナウィルス感染拡大の影響が残るものの、資源・金属素材関連事業の落ち込みは徐々に回復していくことを前提としておりますが、減収を避けられないものと見込んでおります。利益面では、産機・建機関連事業や環境設備関連事業は引き続き底堅く推移することを見込んでおりますが、減収による減益を補えず、前期に比べ減益を見込んでおります。

 (2)配当予想の理由2021年3月期の連結業績予想が未定であったことから配当予想につきましても未定としておりましたが、上記業績予想を踏まえ、年間配当予想金は前期と同額の1株当たり38円(中間配当19円、期末配当19円)とすることといたします。(注)本資料に記載されている業績予想等につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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