エイジア、上期経常を43%上方修正

配信元:株探
投稿:2020/09/17 18:10
 エイジア <2352> が9月17日大引け後(18:10)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1億円→1.5億円(前年同期は1.8億円)に42.9%上方修正し、減益率が44.4%減→20.6%減に縮小する見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の3.3億円(前期は4.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、クラウドサービスを中心にアプリケーション事業が好調でした。当初計画では新型コロナウイルス感染拡大の影響で営業活動が滞る前提で、新規案件については発表時点で受注しているもののみを計画に入れておりました。実際、一時期はお客様がテレワークへ移行する等の要因で意思決定が遅れていた時期がありましたが、2020年6月頃からはWeb会議等を含む通常のコミュニケーションが取れる状態になり、新規受注も前期比ほどではないもののコロナ禍前の状態に戻っていく傾向にありました。また、新規問合せ数は減少せず2020年6月以降はコロナ禍前の約1.5倍の水準にまで増え、現在もその状況が続いています。 利益につきましては、上記の増収効果に加えて、コンサルティング事業において減収を見込んだ人員体制の変更をしたことによる人件費の圧縮や、求人費の減少により増益となりました。しかしながら、リモートワークの導入によりノートパソコン購入費用8百万円、役職員向けストックオプションの発行による株式報酬費用の増加11百万円、株式会社CONNECTY HOLDINGの株式取得(子会社化)によるデューデリジェンス等の費用16百万円が発生したため前年同期比では減益となりました。 なお、通期の業績予想につきましては、2020年8月18日に開示した「DXプラットフォーム構築へ向けた株式会社コネクティの持株会社である株式会社CONNECTY HOLDINGの株式取得(子会社化)に関する基本合意書締結のお知らせ」による業績への影響を現在精査中です。修正の必要が生じた際には、速やかにお知らせいたします。
配信元: 株探

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