<動意株・17日>(前引け)=イノベーション、コーセル、千趣会

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/09/17 11:32
<動意株・17日>(前引け)=イノベーション、コーセル、千趣会  イノベーション<3970.T>=一時ストップ高。16日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来の1億7000万円~2億1000万円(前期比1.7%減~21.3%増)のレンジ予想から2億7000万円(前期比56.1%増)へ大幅上方修正し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが好材料視されている。新型コロナウイルス感染拡大による影響を改めて精査した結果、懸念していた対面営業の自粛や顧客企業の広告宣伝費抑制などによる売上高減少リスクは極めて限定的にとどまると判断。好調だった第1四半期の実績も考慮し、上方修正に踏み切った。なお、4~9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

 コーセル<6905.T>=上げ足早め9連騰。16日の取引終了後に発表した21年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算は、売上高67億9300万円(前年同期比17.4%増)、経常利益11億100万円(同5.7倍)に拡大しており、これを好感する買いが入っている。新型コロナウイルス感染症の拡大を見越した前期末の先行発注による受注残の消化などで、日本生産販売事業でユニット電源やオンボード電源の販売が大きく伸びたことが寄与。また、人件費の削減や経費節減による収益力の向上も大幅増益につながった。第1四半期経常利益は上期計画(10億7000万円)を既に超過しており、業績上振れが期待される。

 千趣会<8165.T>=カイ気配。同社は女性向けアパレルや雑貨などを主力とするカタログ・ネット通販の大手で、足もとの業績は苦戦している。そうしたなか、16日取引終了後、JR東日本<9020.T>と資本・業務提携することを発表。EC事業の強化や商品の共同開発などで連携することで業容拡大期待が高まった。資本面ではJR東日本を引受先とする第三者割当による571万4200株の自己株処分を実施する。JR東日本は議決権ベースで12.46%を保有する筆頭株主になる予定で株価へのインパクトも大きくなった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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