C&GSYS Research Memo(7):安定した配当を継続して実施する方針だが、2020年12月期は未定

配信元:フィスコ
投稿:2020/09/14 15:07
■株主還元策

C&Gシステムズ<6633>は株主還元策として2019年12月期には年間10円配当を実施している。2017年12月期は東証2部市場変更の記念配当として3円を増配し、年間配当を13円としたが、繰延税金資産の関係で親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加したことから、配当性向は25.3%へ低下した。過去の実績では40%前後の配当を実施しているが、2019年12月期の配当性向は53.6%となった。配当について経営陣は、「得られた利益は安易に内部留保することなく、新規事業の育成に向けた先行投資及び株主還元策を積極的に実施していく」と述べており、今後も安定した配当が期待できそうだ。ただし、2020年12月期の配当についてはコロナの影響により業績を見通すことが困難であることから、配当についても現時点で未定としている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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