アイビーシー、非開示だった今期最終は赤字転落へ

配信元:株探
投稿:2020/09/11 19:15
 アイビーシー <3920> が9月11日大引け後(19:15)に非開示だった業績見通しを発表。20年9月期の業績予想は連結最終損益が1億円の赤字(前期は1.3億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2020年9月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、合理的に予測することが困難であったため未定としておりましたが、現時点において入手可能な情報や予測等をもとに算出した通期連結業績予想を公表するものであります。2020年9月期第3四半期連結累計期間(2019年10月1日~2020年6月30日)において、当社は新型コロナウイルス感染症の影響により新規顧客開拓が制限された影響を受けましたが、一方で、在宅勤務によるリモートワークやオンラインコミュニケーションの急速な普及によるICTインフラ環境の見直しの潮流の中で、システムインテグレーション案件が堅調であった他、次世代MSPサービスSAMS案件の増加、セキュリティ対策支援を行っているIBC-SAS(IBCセキュリティアセスメントサービス)案件により伸長いたしました。当第4四半期連結会計期間以降も引き続きICTインフラ環境の監視・運用に関する当社へのお問い合わせが増加しており、ライセンスの販売やSAMSの販売拡大が見込まれることから、当社単体数値については売上高、営業利益、経常利益について前期実績を上回る見込みであります。 一方、当第3四半期連結累計期間までにおいてiChain 株式会社(以下、「iChain」といいます)は継続的に赤字計上しておりました。また、株式会社サンデーアーツ(以下、「サンデーアーツ」といいます)についても新型コロナウイルス感染症の影響を受けて赤字見込みであることから、通期の連結営業利益及び連結経常利益の低下要因となっております。 さらに、2020年5月28日に公表いたしました「第2四半期連結業績予想と実績との差異及び特別損失(減損損失)の計上(連結決算、個別決算)並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」において記載の通り、当第2四半期連結累計期間において、iChain及びサンデーアーツにつき、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえて今後の事業計画を大幅に見直した結果、iChainのソフトウェア及びソフトウェア仮勘定並びにサンデーアーツに係るのれんの合計203百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。なお、当社の連結子会社であったiChainについて、当面の間継続して赤字の計上が見込まれておりましたが、2020年6月30日付けでiChainの全株式を譲渡した結果、当社の連結対象外となりました。そのため当第4四半期連結会計期間以降、iChainの損益が当社連結損益に影響を及ぼすことはございません。以上のことから、2020年9月期の連結業績は、売上高1,947百万円、営業利益180百万円、経常利益150百万円、親会社株主に帰属する当期純損失105百万円を見込んでおります。(注)上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて判断した見通しであり、今後の新型コロナウイルス感染症の収束状況やその他の状況の経過により、実際の業績等は変動する可能性があります。開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
配信元: 株探

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