目先は21日MAでサポートされるか否かに要注目!
【注目ポイント】21日MA(≒76.660円)サポート成否
【見通し1】同MAサポートなら、もう一段の上値トライの起点となりそう
【見通し2】同MA割れなら、「75.840円」付近までの下押しも
【投資戦略アイデア】押し目買い方針継続
3日のNY株式市場の大幅下落もあり、株式相場との親和性が比較的高い豪ドル/円が、足もとでは一旦の下押しフローとなっています。
上図チャートを見ると、1) 21日MA(移動平均線)が右肩上がりであること、2) 遅行スパンがローソク足の上方にあること、3) ローソク足の下方に青色の雲(=サポート帯、先行スパン)およびパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、そして、4) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなっている(上図赤色点線丸印)ことから、豪ドル/円・日足チャートでは、緩やかな上昇トレンド継続を示唆していると判断します。
一方で、3日終値ベースにおいて、ローソク足がBB(ボリンジャーバンド)・+1σラインを割り込んだことで、いわゆる“上昇バンドウォーク崩れ”となっていることから、これからの時間における豪ドル/円は、7月上旬や同下旬、および8月下旬(いずれも上図黄色丸印)に見られたような「21日MA付近での下値サポート」となるか否かが足もとにおけるポイントとなるでしょう。
4日時点の21日MA基準値は「76.660円」(Bid基準、上図黄色矢印)。
これからの時間にかけて、仮にローソク足が同MAで下値サポートされた場合は、「下値(足場)固め」→「反発フロー」となる可能性も。その場合の豪ドル/円は、もう一段の上値トライの起点となりそうです。
一方で、ローソク足が同MAを終値ベースで下回った場合は、パラボリック・SARの「売りサインへの転換」も伴いつつ、もう一段の下押しとなる可能性も。その場合の豪ドル/円は、先行スパンの下辺である先行2スパン(≒75.840円)付近までの下押しを想定すべきでしょう。
上記いずれのケースであったとしても、約1年間における市場参加者の平均売買コストである200日MA(≒72.730円)の上方にあることから、当面の豪ドル/円のトレード戦略は押し目買い方針を継続すべきと考えます。
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