東鉄工、非開示だった今期経常は17%減益、未定だった配当は16円減配

配信元:株探
投稿:2020/08/07 13:00
 東鉄工業 <1835> が8月7日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比35.7%増の20.7億円に拡大した。
 しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比16.6%減の128億円に減る見通しを示した。
 同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比2.7%減の44億円に減る見通しを示した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を38円(前年同期は40円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も39円実施する方針とした。年間配当は前期比16円減の77円に減配となる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.8%→8.3%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期の業績予想につきましては、前期実績を公表した2020年5月14日時点では、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的に算定することが困難であったことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報を基に算定いたしましたので公表するものです。 当社業績に与える新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、現時点においては限定的であり、一時中断した工事もすべて再開するなど、前期からの繰越工事の進捗等を主な要因として、概ね順調に推移しております。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症により、企業の収益悪化による投資動向への影響は大きく、感染症の終息時期も見通せないことから、今後の受注動向等に重要な影響を及ぼすことが懸念されるなど、厳しい経営環境になるものと予想しております。 このような状況の中、引き続き感染拡大防止策を徹底しながら施工を継続してまいります。

  2021年3月期の配当予想につきましては、上記業績予想及び今後の事業展開などを総合的に勘案し、1株当たりの年間配当予想を77円(中間配当金38円、期末配当金39円)といたしましたので公表するものです。(注)本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及   び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因によって異なる結果となる   可能性があります。
配信元: 株探

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