ETF売買動向＝5日前引け、ｉＳ米国株Ｈ、金先物Ｗブルが新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.3％減の1153億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同15.4％減の1035億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ベア　ＥＴＮ <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が6.76％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が4.68％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は4.62％安、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> は3.13％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が142円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金633億1000万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均737億3100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が266億4000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が47億3500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が23億9900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が16億7400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が11億600万円の売買代金となった。

株探ニュース