椿本チ、非開示だった今期経常は56％減益、未定だった配当は60円減配

　椿本チエイン <6371> が7月31日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比61.8％減の16.4億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比55.7％減の74億円に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比69.5％減の27億円に落ち込む見通しを示した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を30円(前年同期は60円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も30円実施する方針とした。年間配当は前期比60円減の60円に減配となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.5％→2.9％に大幅悪化した。

株探ニュース