概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、国内における新型コロナ感染の再拡大が引き続き警戒
配信元:フィスコ
投稿:2020/07/31 10:02
【ブラジル】ボベスパ指数 105008.70 -0.56%
30日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比596.47ポイント安(-0.56%)の105008.70で取引を終了した。105606.8から103919.9まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。米経済指標の急悪化などが警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、海外市場の下落も圧迫材料。国内では、新型コロナウイルス感染の再拡大や景気の先行き不安などが嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2882.63 -1.23%
30日のロシア株式市場は11日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比35.79ポイント安(-1.23%)の2882.63で取引を終了した。2919.35から2869.99まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、ブレント原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。このほか、米経済指標の急悪化などがリスク回避の売りを加速させた。
【インド】SENSEX指数 37736.07 -0.88%
30日のインドSENSEX指数は続落。前日比335.06ポイント安(-0.88%)の37736.07、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.70ポイント安(-0.90%)の11102.15で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。国内における新型コロナ感染の再拡大が引き続き警戒された。また、欧州市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。
【中国本土】上海指数総合 3286.82 -0.23%
30日の上海指数総合は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.73ポイント安(-0.23%)の3286.82ポイントと4日ぶりに反落した。
新型コロナウイルス感染再拡大が警戒される流れ。中国国家衛生健康委員会は30日、「中国本土で29日に新型コロナ感染105人が新たに確認された」と発表した。28日の新規感染者は101人で、約3カ月半ぶりに連日で100人超の感染が報告されている。また、香港では感染拡大に歯止めがかからず、米国でも感染者数は高止まりしている状況。世界経済回復の足かせになると不安視された。もっとも、相場の先高観が根強いなかで下値は限定的。指数算出するMSCIの内部関係者が「外資の長期で継続的な流入に変化はない」との見方を示したことなどを手がかりに、指数は引け近くまで小高く推移していた。
<CS>
30日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比596.47ポイント安(-0.56%)の105008.70で取引を終了した。105606.8から103919.9まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。米経済指標の急悪化などが警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、海外市場の下落も圧迫材料。国内では、新型コロナウイルス感染の再拡大や景気の先行き不安などが嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2882.63 -1.23%
30日のロシア株式市場は11日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比35.79ポイント安(-1.23%)の2882.63で取引を終了した。2919.35から2869.99まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、ブレント原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。このほか、米経済指標の急悪化などがリスク回避の売りを加速させた。
【インド】SENSEX指数 37736.07 -0.88%
30日のインドSENSEX指数は続落。前日比335.06ポイント安(-0.88%)の37736.07、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.70ポイント安(-0.90%)の11102.15で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。国内における新型コロナ感染の再拡大が引き続き警戒された。また、欧州市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。
【中国本土】上海指数総合 3286.82 -0.23%
30日の上海指数総合は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.73ポイント安(-0.23%)の3286.82ポイントと4日ぶりに反落した。
新型コロナウイルス感染再拡大が警戒される流れ。中国国家衛生健康委員会は30日、「中国本土で29日に新型コロナ感染105人が新たに確認された」と発表した。28日の新規感染者は101人で、約3カ月半ぶりに連日で100人超の感染が報告されている。また、香港では感染拡大に歯止めがかからず、米国でも感染者数は高止まりしている状況。世界経済回復の足かせになると不安視された。もっとも、相場の先高観が根強いなかで下値は限定的。指数算出するMSCIの内部関係者が「外資の長期で継続的な流入に変化はない」との見方を示したことなどを手がかりに、指数は引け近くまで小高く推移していた。
<CS>
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