電算システム、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ

　電算システム <3630> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比38.2％増の17.6億円に拡大し、従来の9.7％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の24.3億円→25.9億円(前期は23.3億円)に6.6％上方修正し、増益率が3.9％増→10.8％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の16.2億円→16億円(前期は15.5億円)に1.1％下方修正し、増益率が4.0％増→2.9％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比22.2％減の8.2億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比22.1％増の6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.6％→5.3％に改善した。

株探ニュース