大阪製鉄、非開示だった上期経常はトントン、未定だった上期配当は無配転落

　大阪製鐵 <5449> が7月30日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3.7億円の赤字(前年同期は23.7億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常損益がトントン(前年同期は39.4億円の黒字)に落ち込む見通しを示した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を見送る方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の9.2％→3.7％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の業績予想につきましては、2020年４月28日の決算発表時点では、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を、合理的な算定・予想を行うことができないため未定としておりましたが、今般第２四半期（累計）までの予想値を得ましたのでお知らせいたします。　なお、2021年３月期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を現時点では合理的に算定することが困難であることから未定としております。　通期業績予想につきましては、合理的な算定が可能になった時点で速やかに開示いたします。　本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。