マイクロソフトが軟調 Azureが期待ほどの伸びず=ダウ採用銘柄
マイクロソフトが軟調。4-6月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、このところ同社の決算を見るうえで重要視されているクラウドサービス「Azure(アジュール)」の売上高の伸びが前年比47%増と、前四半期の59%増から鈍化し予想を下回ったことが嫌気されている。
パンデミックによる外出規制などで、企業がインターネットへの依存度を高める中、同事業は高成長が続くと期待されていた。期待感が強まった分、失望感も出たようだ。
ただ、アジュール事業が所属するインテリジェント・クラウド部門全体の売上高は予想を上回った一方、オフィス365事業が所属するプロダクティビティー&ビジネスプロセス部門の売上高は予想を下回っていた。
一部のアナリストからは投資判断の引き下げも伝わっている。大手企業が情報化投資の予算を削減し、中小企業は景気後退にともない解約が増える中で、法人部門はしばらく需要が弱まる可能性も指摘した。
(4-6月・第4四半期)
・1株利益:1.46ドル(予想:1.36ドル)
・売上高:380.3億ドル(予想:365.4億ドル)
プロダクティビティー&ビジネスプロセス:117.5億ドル(予想:119億ドル)
インテリジェント・クラウド:133.7億ドル(予想:131.2億ドル)
モア・パーソナル・コンピューティング:129.1億ドル(予想:115.3億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・プロダクティビティー&ビジネスプロセス:116.5~119億ドル
・インテリジェント・クラウド:125.5~128億ドル
・モア・パーソナル・コンピューティング:109.5~113.5億ドル
・営業費用:107~108億ドル
(NY時間09:51)
マイクロソフト 210.16(-1.59 -0.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
パンデミックによる外出規制などで、企業がインターネットへの依存度を高める中、同事業は高成長が続くと期待されていた。期待感が強まった分、失望感も出たようだ。
ただ、アジュール事業が所属するインテリジェント・クラウド部門全体の売上高は予想を上回った一方、オフィス365事業が所属するプロダクティビティー&ビジネスプロセス部門の売上高は予想を下回っていた。
一部のアナリストからは投資判断の引き下げも伝わっている。大手企業が情報化投資の予算を削減し、中小企業は景気後退にともない解約が増える中で、法人部門はしばらく需要が弱まる可能性も指摘した。
(4-6月・第4四半期)
・1株利益:1.46ドル(予想:1.36ドル)
・売上高:380.3億ドル(予想:365.4億ドル)
プロダクティビティー&ビジネスプロセス:117.5億ドル(予想:119億ドル)
インテリジェント・クラウド:133.7億ドル(予想:131.2億ドル)
モア・パーソナル・コンピューティング:129.1億ドル(予想:115.3億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・プロダクティビティー&ビジネスプロセス:116.5~119億ドル
・インテリジェント・クラウド:125.5~128億ドル
・モア・パーソナル・コンピューティング:109.5~113.5億ドル
・営業費用:107~108億ドル
(NY時間09:51)
マイクロソフト 210.16(-1.59 -0.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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