米外為市場サマリー:欧米株高を手掛かりに一時107円30銭台に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/07/14 08:03
米外為市場サマリー:欧米株高を手掛かりに一時107円30銭台に上昇  13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=107円29銭前後と前週末に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは、1ユーロ=121円71銭前後と同80銭強のユーロ高・円安だった。

 米製薬大手ファイザーはこの日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて米食品医薬品局(FDA)から優先的に承認審査を受けられる指定を受けたと発表した。これを背景にワクチン開発進展への期待感から欧米株式相場は買いが先行し、つれて低リスク通貨の円を売ってドルを買う動きが活発化。前週末までドル売り・円買いが優勢だった反動もあり、一時107円32銭まで上昇した。ただ、投資家のリスク選好姿勢が強まる場面では流動性の高いドルよりもユーロなどが買われやすく、ドルの上値は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1344ドル前後と前週末に比べ0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。


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