オプテクスG、非開示だった今期経常は30%減益、未定だった配当は30円実施

配信元:株探
投稿:2020/07/13 15:30
 オプテックスグループ <6914> が7月13日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。非開示だった20年12月期の業績予想は連結経常利益が前期比30.5%減の20億円に落ち込む見通しと発表した。
 同時に、非開示だった20年12月期第2四半期累計(1-6月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比29.7%減の8.7億円に減る見通しと発表した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を15円(前年同期は17.5円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も15円実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウィルスの感染拡大(以下、コロナ禍)の影響により、連結業績予想を合理的に算定することが困難であったため未定としておりました。今般、世界各国において感染拡大のペースが徐々に落ち着き始め、多くの地域で経済活動が再開されつつあることから、当社グループにおける影響は第3四半期以降縮小していくものとする前提のもと、連結業績予想を公表するものであります。 SS事業の防犯関連及び自動ドア関連では、コロナ禍により3月以降、欧米地域等の都市封鎖の影響で営業・販売・設置活動が制限されましたが、6月以降は各国の制限緩和が徐々に進んでおり、下半期の防犯・自動ドアセンサーの販売は回復基調に向かうと予想いたします。 FA事業では、国内の自動車関連の設備投資需要の減速や、欧州のOEM先への販売が大幅に減少する等の影響を受けましたが、3月以降は中国で設備投資需要の急激な回復が見られることから、下半期に向けてFA用センサーの受注・販売は徐々に回復すると予想いたします。 MVL事業では、海外市場において半導体関連、スマートフォン関連投資の減速の影響を受けましたが、下半期に向けて、フランスの子会社との協力体制と製品ラインアップ強化等により受注・販売の回復を見込んでおります。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つと位置付けており、安定的且つ継続的に配当を実施することを基本方針としております。 上記の方針のもと、前期と同じく中間配当及び期末配当をそれぞれ1株当たり15円00銭(普通配当)、年間配当を30円00銭(普通配当)とさせていただく予定です。(注) 予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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