チヨダ、非開示だった今期経常は赤字縮小、未定だった配当は37円減配

配信元:株探
投稿:2020/07/10 15:30
 チヨダ <8185> が7月10日大引け後(15:30)に決算を発表。21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は16.1億円の赤字(前年同期は15.5億円の黒字)に転落した。
 しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が6億円の赤字(前期は6.6億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。
 なお、非開示だった3-8月期(上期)の業績予想は連結経常損益が13億円の赤字(前年同期は5.5億円の黒字)に転落する見通しを示した。

 同時に、従来未定としていた今期の上期配当を18円(前年同期は37円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も19円実施する方針とした。年間配当は前期比37円減の37円に減配となる。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の4.7%→-7.5%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウイルス感染症拡大の影響を合理的に見積もることが困難であったことから業績予想を未定としておりましたが、緊急事態宣言解除後、経済活動が通常に戻りつつあり、売上の回復も確認出来たことから、業績予想を公表いたします。 尚、上記見通しは、現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づいたもので、新型コロナウイルス感染症の拡大により、再び緊急事態宣言が発令されることなどを想定しておりません。

  2021年2月期の配当予想につきましては、業績予想と同様に未定としておりましたが、上記業績予想にあわせて、配当予想を公表いたします。 2021年2月期の連結業績予想は親会社株主に帰属する当期純損失となる見込みですが、当社は長期安定的に充実した利益還元を行うことを経営の重要課題と位置付けており、将来の社内構造改革及び設備投資に必要な内部留保の確保などとあわせて、総合的に勘案して配当予想を決定いたしました。
配信元: 株探

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