<動意株・10日>(大引け)=MSコンサル、オオバ、C&Rなど
MS&Consulting<6555.T>=大幅反発。9日の取引終了後、グリーンズ<6547.T>が同社の新ソリューションであるコロナ対応覆面調査の導入を決定したと発表しており、これが好感されている。同社のコロナ対策覆面調査は、日本フードサービス協会や小売業協会などの各種協会ガイドラインを参考にしながら、MSコンサルの顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」のコメント分析をもとに、特に衛生面での取り組みについて各業態に応じた設問項目を設けたもの。グリーンズでは、コロナウイルスに対する不安が消費者心理に深く根付いているため、各店舗でのコロナ対応が顧客満足度(CS)向上に直結するという考えから、従来のミステリーショッピングリサーチに加えて、コロナ対応覆面調査を実施するとしている。
オオバ<9765.T>=急伸。9日の取引終了後に発表した21年5月期の連結業績予想が、売上高157億円(前期比3.3%増)、営業利益12億円(同4.8%増)と増収増益を見込んでおり、これが好感されている。国土強靱化、防災減災関連業務などの官庁需要や、携帯電話基地局設置、物流施設開発支援業務などの民間需要がともに増加が見込まれるなど、引き続き好調な受注環境を享受する見通し。また、土地区画整理事業などにおける業務代行参画などの事業ソリューション業務の増加も見込まれるとしている。なお、20年5月期決算は、売上高152億200万円(前の期比2.4%減)、営業利益11億4400万円(同3.6%増)だった。
クリーク・アンド・リバー社<4763.T>=急反騰で年初来高値を更新。9日の取引終了後に発表した21年2月期第1四半期(3~5月)の連結業績は、売上高94億8600万円(前年同期比15.2%増)、経常利益10億6200万円(同34.4%増)に伸びて着地。これが好材料視されている。国内クリエイティブ分野で主力のテレビ、ゲーム、Webの派遣・請負事業に加え、YouTubeや電子書籍などの案件が伸びたほか、韓国のテレビ局向け派遣事業を今期から再連結化した効果も売上高を押し上げた。また、新規事業の着実な進展で損益が改善したことに加え、働き方の見直しや徹底的な無駄の排除による販管費の抑制も大幅増益に貢献した。経常利益の上期計画(14億円)に対する進捗率は75.9%に達しており、業績上振れ期待も出てきている。
ドーン<2303.T>=急伸。9日の取引終了後に発表した21年5月期の単独業績予想で、売上高11億円(前期比4.8%増)、営業利益3億3000万円(同13.8%増)、純利益2億2600万円(同13.0%増)と2ケタ営業増益を見込み、年間配当は前期比1円増の11円を予定していることが好感されている。主力サービスの「NET119緊急通報システム」の積極的な営業展開を行い、クラウドサービスの利用料収入で既存顧客の定常収入に加えて、新たな契約の獲得に伴う増収を見込む。また、受託開発ではクラウドサービスの新規契約に伴う初期構築や、引き続き電力会社における施設管理用の地理情報システムなどの受注を見込んでいる。なお、20年5月期決算は、売上高10億5000万円(前の期比17.6%増)、営業利益2億9000万円(同44.8%増)、純利益2億円(同28.6%増)だった。同時に、兵庫県内の2つの消防で映像通報システム「Live119」の本運用を開始したと発表しており、今後、全国の消防での本格導入を積極的に推進するとしていることから、これも好材料視されているようだ。
テクノホライゾン・ホールディングス<6629.T>=急反発。6月22日に年初来高値1003円をつけたが、その更新を意識する局面にある。レンズ技術に強みを持つFA・光学機器メーカーで、監視カメラでも実績が高いほか、認証分野での展開力にマーケットの注目が集まっている。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、同社は子会社を通じ世界最先端のビデオ監視ソリューションを手掛ける中国Dahua社と連携し、非接触型人体測温と顔認証を同時に行える「AI顔認証付きサーマルカメラ」の販売を手掛けている。これを手掛かり材料に投資資金が継続的に流入している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
オオバ<9765.T>=急伸。9日の取引終了後に発表した21年5月期の連結業績予想が、売上高157億円(前期比3.3%増)、営業利益12億円(同4.8%増)と増収増益を見込んでおり、これが好感されている。国土強靱化、防災減災関連業務などの官庁需要や、携帯電話基地局設置、物流施設開発支援業務などの民間需要がともに増加が見込まれるなど、引き続き好調な受注環境を享受する見通し。また、土地区画整理事業などにおける業務代行参画などの事業ソリューション業務の増加も見込まれるとしている。なお、20年5月期決算は、売上高152億200万円(前の期比2.4%減)、営業利益11億4400万円(同3.6%増)だった。
クリーク・アンド・リバー社<4763.T>=急反騰で年初来高値を更新。9日の取引終了後に発表した21年2月期第1四半期(3~5月)の連結業績は、売上高94億8600万円(前年同期比15.2%増)、経常利益10億6200万円(同34.4%増)に伸びて着地。これが好材料視されている。国内クリエイティブ分野で主力のテレビ、ゲーム、Webの派遣・請負事業に加え、YouTubeや電子書籍などの案件が伸びたほか、韓国のテレビ局向け派遣事業を今期から再連結化した効果も売上高を押し上げた。また、新規事業の着実な進展で損益が改善したことに加え、働き方の見直しや徹底的な無駄の排除による販管費の抑制も大幅増益に貢献した。経常利益の上期計画(14億円)に対する進捗率は75.9%に達しており、業績上振れ期待も出てきている。
ドーン<2303.T>=急伸。9日の取引終了後に発表した21年5月期の単独業績予想で、売上高11億円(前期比4.8%増)、営業利益3億3000万円(同13.8%増)、純利益2億2600万円(同13.0%増)と2ケタ営業増益を見込み、年間配当は前期比1円増の11円を予定していることが好感されている。主力サービスの「NET119緊急通報システム」の積極的な営業展開を行い、クラウドサービスの利用料収入で既存顧客の定常収入に加えて、新たな契約の獲得に伴う増収を見込む。また、受託開発ではクラウドサービスの新規契約に伴う初期構築や、引き続き電力会社における施設管理用の地理情報システムなどの受注を見込んでいる。なお、20年5月期決算は、売上高10億5000万円(前の期比17.6%増)、営業利益2億9000万円(同44.8%増)、純利益2億円(同28.6%増)だった。同時に、兵庫県内の2つの消防で映像通報システム「Live119」の本運用を開始したと発表しており、今後、全国の消防での本格導入を積極的に推進するとしていることから、これも好材料視されているようだ。
テクノホライゾン・ホールディングス<6629.T>=急反発。6月22日に年初来高値1003円をつけたが、その更新を意識する局面にある。レンズ技術に強みを持つFA・光学機器メーカーで、監視カメラでも実績が高いほか、認証分野での展開力にマーケットの注目が集まっている。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、同社は子会社を通じ世界最先端のビデオ監視ソリューションを手掛ける中国Dahua社と連携し、非接触型人体測温と顔認証を同時に行える「AI顔認証付きサーマルカメラ」の販売を手掛けている。これを手掛かり材料に投資資金が継続的に流入している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
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