<動意株・9日>(前引け)=enish、シノプス、ベル24HD

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/07/09 11:37
<動意株・9日>(前引け)=enish、シノプス、ベル24HD  enish<3667.T>=急動意。ここ新型コロナウイルスの感染第2波に対する警戒感が高まるなか、外出を自粛する動きを背景に巣ごもり消費関連に対する上値思惑が再燃している。そのなか、ゲーム関連株が相次いで物色人気化する流れにある。市場では「ここにきてゲームの月次販売実績が急拡大しているが、スマートフォンゲームも旺盛な需要がある。同社株は業績面では難があるが、信用取組は売り残が膨らんでおり、日証金では株不足で逆日歩が付く状態にある。また、外資系証券などによる貸株調達売りもかさんでおり、その買い戻しが株高につながった面もある」(国内ネット証券)としている。

 シノプス<4428.T>=大幅高で続伸。きょう朝方、同社が開発した需要予測型自動発注システムをキリン堂ホールディングス<3194.T>子会社のキリン堂が全店舗で導入することを決定したと発表しており、これが材料視されている。今回、キリン堂が導入を決定したシステムは「sinops-DgS(シノプス-ドラッグストア)」というもので、これは2019年からキリン堂の一部店舗で試験的プロジェクトを行うなど、シノプスとともに製品化に取り組んできたもの。今年11月までに、全店舗で同システムへの切り替えが完了する見通し。

 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>=急反発。8日の取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高326億7800万円(前年同期比6.0%増)、営業利益30億5100万円(同4.5%増)、純利益19億2100万円(同5.7%増)と営業増益となったことが好感されている。新型コロナウイルスの感染拡大による影響はあったものの、CRM事業で前期に業務を開始した既存継続案件の売り上げが拡大したほか、伊藤忠商事<8001.T>、凸版印刷<7911.T>との協業強化によるシナジー案件も堅調に推移した。また、スポット業務の増加や、前期の医薬事業再編の反動なども利益増に貢献した。なお、従来未定としていた21年2月期通期業績予想は、売上高1320億円(前期比4.2%増)、営業利益115億円(同3.6%増)、純利益72億円(同2.8%増)を見込むとした。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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