富士製薬、今期最終を3.4倍上方修正

　富士製薬工業 <4554> が7月1日大引け後(16:30)に業績修正を発表。20年9月期の連結最終利益を従来予想の4.9億円→16.6億円(前期は29.6億円)に3.4倍上方修正し、減益率が83.4％減→43.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.8億円→13.5億円(前年同期は12.6億円)に7.4倍増額し、一転して6.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績予想につきましては、同日付で開示しました「2020年９月期第３四半期　有価証券評価損の戻入に関するお知らせ」のとおり、第２四半期累計期間末日時点では、投資有価証券の評価損を見込んでおりましたが、その後対象有価証券の時価が回復したことから、投資有価証券の評価損1,172百万円を戻入計上することと致します。