マルマエ、今期経常を30％上方修正

　マルマエ <6264> が6月10日昼(11:30)に業績修正を発表。20年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.3億円→8.2億円(前期は4.7億円)に30.3％上方修正し、増益率が32.7％増→73.0％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の経常利益も従来予想の2.9億円→4.8億円(前年同期は1.8億円)に65.8％増額し、増益率が58.7％増→2.6倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年８月期につきましては、売上高は、従来の想定に比べ半導体分野のロジック向けが減少しながらもメモリ向けが増加している状況から、ほぼ想定通りに推移する見通しであります。　一方、損益面につきましては、従来の予想に対し実績では材料費や外注費などの変動費が減少している状況で、足元も同様の傾向が続いていることから、営業利益は改善する見込みとなりました。また、営業利益の改善に伴い経常利益、当期純利益につきましても改善する見込みとなりました。なお、デバイスメーカー各社の半導体製造装置の設備計画は、一部計画に先送りがあることで本年８月から９月に一時的な停滞も見込まれますが、年間を通じては大きな変化は無く、前年同期比では増加傾向で推移しており、現時点においては、本年後半も順調に推移する見通しをもっております。