幸楽苑HDは3日続落、20年3月期業績は最終赤字に転落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/06/08 14:13
幸楽苑HDは3日続落、20年3月期業績は最終赤字に転落  幸楽苑ホールディングス<7554.T>は3日続落している。5日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算が、売上高382億3700万円(前の期比7.3%減)、営業利益6億6000万円(同59.6%減)、最終損益6億7700万円(前の期10億900万円の赤字)となり、最終損益が赤字に転落したことが嫌気されている。

 2月以降に新型コロナウイルスが急速に感染拡大し、全国的に外食を控える傾向が強まった結果、2~3月の来店客数が急減したことが響いた。なお、21年3月期業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により先行きを見通すことが困難であるとし、合理的に算出できるようになった時点で開示するとしている。

 また、同時に発表した5月度売上速報は、国内直営既存店の売上高が37.8%減となった。ゴールデンウイーク最終日まで全都道府県が緊急事態宣言の対象となっていたことから客数が大幅に減少した。ただ、「幸弁」(幸楽苑弁当)やテイクアウト商品の販売が伸長したことや、緊急事態宣言が順次解除されたことで、5月20日ごろから徐々に回復しているという。

出所:MINKABU PRESS
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