NY株式市場(5日)5月失業率は13.3%に低下–来週のFOMCに相場の関心が移る
5日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引が始まりそうだ。
取引開始前に発表された5月の雇用統計で非農業部門雇用者数は、前月から250.9万人増と増加に転じた。過去最大の減少となった4月から大きく改善。失業率は、13.3%に低下した。いずれも、市場予想を大きく上回る改善を見せたことから、時間外でのダウ平均先物は、一時2万6900ドル台乗せとなる場面が見られている。
ダウ平均は、5月の雇用統計がサプライズ的な改善を示したことから雇用情勢の悪化はロックダウン真っ只中の4月にボトムを打ったとのコンセンサスに繋がっている。
アメリカ株式市場は、雇用統計の発表を通過したことから、相場の関心は来週のFOMCへと移行していくものと見られている。
5日のアメリカ株式市場でダウ平均は、2日連続で押し戻された200日移動平均線を終値ベースで捉えることになるだろう。ダウ平均は、世界的な株高の流れが途切れないまま週末金曜日の取引を終える展開となりそうだ。
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