オーエスジー(6136)為替円安の進行を手がかりにシクリカルの優良株を物色◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/06/05 11:01

為替円安の進行を手がかりにシクリカルの優良株を物色

【事業内容】
 世界トップシェアのタップをはじめドリル・エンドミル・ダイスなどの精密切削工具を手がけており、いずれも高いシェアを握る。主に自動車や航空・宇宙、建機産業向けなどに製販一貫体制を敷く。一般機械加工業や金型産業などは汎用品の拡販で海外市場開拓に注力する。

【業績面】
 業績面においては4/10に第1Q決算を発表し、売上高は前期比8.7%減収、営業利益は同32.4%減益となり、注力分野である自動車、航空機の産業全体の落ち込みが響いている。また、今年初め1/10に発表していた期初計画は取り下げて上期・通期ともに未定に修正した。

【株価動向】
 株価は3/19安値1150円を底値にして戻りを試す動きとなっており、特に足元で自動車販売の落ち込みが改善に向かってきていることなどを手がかりに、3月の戻り高値1615円を上抜けてきている。テクニカル指標においても一目均衡表が三役好転で強含みを示唆しているだけに、逆張りの押し目買いを中心に取り組みたい。

配信元: 達人の予想

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