短期的な過熱感あるも、中期的には上昇トレンド継続なるか
本日の東京市場で日経平均は小幅ながら4日続伸。米国の5月ADP雇用統計が事前予測ほど悪化しなかったことから、NYダウが3カ月ぶりに2万6000ドルを回復。これらを好感して朝方は294円高の2万2907円と2万3000円目前まで買い進まれました。短期間での上昇を見せていることから上値は重くなり、マイナス圏での推移となる時間帯もありましたが、後場からは買い戻され結局81円高。109円台となった為替動向も追い風となり、自動車関連株を中心に物色されました。日経平均は4日間で817円の上昇。売買代金は2兆6913億円。
新興市場ではジャスダック平均はもみあいで小幅に続落。ワークマンが続落。中京医薬品、ユーラシア旅行社が下落。ウチダエスコは好決算を受けて急騰。テラ、チエルも上昇です。マザーズ指数も続落で1000ポイント割れとなりました。メルカリ、メドレー、サーバーワークスが下落。サイバーセキュリティクラウドはストップ高となり4日連続で大幅高。オンコリスバイオファーマはFDAから開発中の新薬が食道がんに対する優遇措置を受けたことを材料視し急騰。
チャート上では高寄りでの陰線。騰落レシオは145%、25日移動平均線からの上方乖離が9%超と過熱感も継続。ボリンジャーバンドの+2σ(2万2651円)のバンドウォークも続いてます。一目均衡表の週足では雲の上限を突破し「雲抜け」を達成。週末の明日で維持できるか注目です。
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