エイチワン、前期税引き前を35％下方修正

　エイチワン <5989> が5月22日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期の連結税引き前利益を従来予想の40億円→26億円(前の期は47.8億円)に35.0％下方修正し、減益率が16.5％減→45.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の22億円→8億円(前年同期は14.3億円)に63.5％減額し、一転して44.0％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　アジア・大洋州地域の自動車フレームの生産量が想定を下回ったことに加え、中国での新型コロナウイルス感染症の感染拡大が当社の中国子会社の操業に影響を及ぼしたことから中国セグメントの第４四半期(１月～３月)における生産量が大きく落ち込みました。　これらの結果、売上収益、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益が前回発表予想を下回ることとなりました。