インティメート・マージャー---2Qは売上高が10.83億円、新規事業が堅調に顧客数を伸ばす

配信元:フィスコ
投稿:2020/05/18 14:53
インティメート・マージャー<7072>は15日、2020年9月期第2四半期(19年10月-20年3月)決算を発表した。売上高が10.83億円、営業利益が0.38億円、経常利益が0.33億円、四半期純利益が0.22億円となった。なお2019年9月期第2四半期は、四半期財務諸表を作成していないため、数値及び対前年同四半期増減率は開示していない。

国内広告配信事業は、景気鈍化が旅行業界やエンターテインメント業界の広告費に影響を及ぼしており、顧客数、単価ともに減少する結果となった。
Sales Tech領域の「Select DMP」は、ターゲット企業リストに加えて、他社RPAツールと連携を行いクライアントとのコミュニケーションまで一貫したサービスの提供を導入し、新たな顧客のニーズの発掘を行った。成果報酬型ディスプレイ広告運用サービス「Performance DMP」もグローバル展開の第一歩として台湾での運用を開始し、利用社数が堅調に増加した。
一方で、2020年3月2日付で資本業務提携先である新生銀行との共同事業として、信用スコアリングサービスを行うクレジットスコア株式会社を設立し、Fin Tech領域への本格参入に向けた準備を進めた。また、同日付でベクトルとの合弁会社であるPriv tech株式会社を持分法適用会社として設立し、データビジネスとプライバシー保護体制を両立させたサービスの提供を開始した。

2020年9月期通期の業績予想については、同日15日に修正を発表した。売上高が19.69億円、営業利益が0.03億円、経常損失が0.23億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.24億円としている。クレジットスコア株式会社及びPriv tech株式会社設立により2020年9月期第2四半期決算より連結決算への移行を公表したことに加え、新型コロナウイルスの影響による下方修正を行った。


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配信元: フィスコ

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