アジア航、上期経常は一転25％増益で上振れ着地・通期計画を超過

　アジア航測 <9233> [東証２] が5月15日後場(14:00)に決算を発表。20年9月期第2四半期累計(19年10月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比25.2％増の29.7億円に伸び、従来の3.3％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の16.9億円に対する進捗率が175.3％とすでに上回り、さらに5年平均の157.7％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益は12.7億円の赤字(前年同期は7.9億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比30.5％増の33.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の21.2％→25.8％に上昇した。

株探ニュース