ファイズＨＤが朝安スタートも切り返す、２０年３月期業績は計画上振れ

　ファイズホールディングス<9325.T>が朝安スタートも切り返している。午前１０時３０分ごろ、集計中の２０年３月期連結業績について、営業利益が２億５０００万円から３億４３００万円へ、純利益が１億４８００万円から１億７３００万円へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

　売上高は１１０億円から１０６億６４００万円へやや下振れたものの、物流センター運営事業を行う「オペレーションサービス」の新規プロジェクトが順調に推移したことや既存事業所の受託業務範囲が拡大したこと、また、外注先も含めたスタッフの最適配置などによる生産性の向上に努めたことが奏功したという。更に、トラック輸送事業「ロジスティクスサービス」で、取引先数の増加と輸送の効率化による生産性の向上に努めたことも寄与した。

出所：MINKABU PRESS