決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 任天堂、丸紅、レノバ (5月1日～7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ハリマ化成Ｇ <4410>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比25.5％減の35.8億円になり、21年3月期も前期比47.1％減の19億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.3　クリエート <5187>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比61.2％減の0.2億円に大きく落ち込んだ。

▲No.5　千趣会 <8165>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は17.8億円の赤字(前年同期は1.4億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9519> レノバ 　　　　東１ 　 -17.68 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<4410> ハリマ化成Ｇ 　東１ 　 -11.26 　　5/ 1　本決算　　　-47.06
<5187> クリエート 　　東１ 　 -10.07 　　5/ 1　　　1Q　　　-61.19
<5933> アルインコ 　　東１　　 -9.55 　　5/ 1　本決算　　　　　－
<8165> 千趣会 　　　　東１　　 -6.76 　　5/ 1　　　1Q　　　　赤転

<8002> 丸紅 　　　　　東１　　 -6.60 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<8359> 八十二 　　　　東１　　 -5.71 　　5/ 1　本決算　　　　　－
<4746> 東計電算 　　　東１　　 -5.58 　　5/ 7　　　1Q　　　　3.44
<9746> ＴＫＣ 　　　　東１　　 -4.30 　　5/ 1　　上期　　　 47.40
<2477> 手間いらず 　　東１　　 -3.71 　　5/ 1　　　3Q　　　 39.75

<8255> アクシアル 　　東１　　 -3.43 　　5/ 1　本決算　　　-12.44
<2485> ティア 　　　　東１　　 -3.10 　　5/ 7　　上期　　　-24.29
<9039> サカイ引越 　　東１　　 -2.86 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<3191> ジョイ本田 　　東１　　 -2.75 　　5/ 1　　　3Q　　　 25.36
<2309> シミックＨＤ 　東１　　 -2.18 　　5/ 1　　上期　　　-11.01

<5367> ニッカトー 　　東１　　 -1.83 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<5017> 富士石油 　　　東１　　 -1.64 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<7974> 任天堂 　　　　東１　　 -0.78 　　5/ 7　本決算　　　-19.55
<9622> スペース 　　　東１　　 -0.50 　　5/ 7　　　1Q　　　-23.33
<3028> アルペン 　　　東１　　 -0.31 　　5/ 7　　　3Q　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース