佐田建、前期経常を42％上方修正、配当も5円増額

　佐田建設 <1826> が4月30日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の11億円→15.6億円(前の期は6.7億円)に42.0％上方修正し、増益率が62.2％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.8億円→13.4億円(前年同期は5.2億円)に52.5％増額し、増益率が66.4％増→2.5倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の13円→18円(前の期は13円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年3月期通期連結業績予想については、売上高は前回予想を若干上回る見込みであります。損益については、工事採算性の向上による完成工事総利益の増加等により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ予想を上回る見込みであります。個別業績予想については、連結業績予想の修正と同様の理由によるものであります。＊上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

　当社は、2020年3月10日に創業100周年を迎えました。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係者の皆様の長年にわたる温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。つきましては、これまでご支援いただきました株主の皆様に感謝の意を表すため、2020年3月期の期末配当につきましては、普通配当に加えて１株につき5円の記念配当を行いたく存じます。これにより、2020年3月期の１株当たりの期末配当は、普通配当13円に記念配当5円を加えて18円となり、年間配当は18円となります。なお、この剰余金の配当は、2020年6月25日に開催予定の第71回定時株主総会に付議する予定です。