ジオスター、前期経常を16％上方修正、配当も2.5円増額

　ジオスター <5282> [東証２] が4月28日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→14.1億円(前の期は35億円)に15.8％上方修正し、減益率が65.2％減→59.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.7億円→4.6億円(前年同期は25.4億円)に70.7％増額し、減益率が89.3％減→81.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の2.5円→5円(前の期は19.5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は出荷の時期ずれ等により、前回予想から68百万円減収の278億32百万円（対前回予想0.2％減）となる見通しです。損益につきましては、プロジェクト構成等による売上総利益の改善に加え、子会社の損益が好転したこと等により、営業利益は14億3百万円（対前回予想15.0％増）、経常利益は14億13百万円（対前回予想15.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は、これらの増益要因に加え法人税等調整額に係る連結調整の見込み差等により５億28百万円（対前回予想76.0％増）となる見通しです。（注）上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。以　上

　当社グループは適正な利潤の確保に努め、健全な発展と永続性を目指し、収益状況に対応した安定適正な配当維持に努力することを基本方針としております。また、内部留保を充実し、企業体質の強化と将来の事業展開に備えたいと考えております。上記の配当に関する基本方針を踏まえ、当期の期末配当につきましては、１株につき５円とさせていただく方針と致しました。